アイスクライミング 錦滝他

 初日は美濃戸口からのアプローチが楽な河原奥へ。先客パーティーとは別のラインで登れたので待ち時間無し。

 久しぶりにアックスを振る感覚、爪に乗り込む感覚を取り戻した?緩傾斜の滝はなんとかなったが、バーチカルな氷柱には大苦戦し、アックスから手を離してしまう始末。

 午後には雪が降ってきて冷え込んできたので14時過ぎには撤収。

 二日目は錦滝へ。

 懸念していた林道の通行に問題はなく、冬季ゲート手前まで進むことができ、アプローチ距離を短縮。1時間ほど歩いて到着。

F1は滝の左半分は崩壊していて登れるラインがひとつしかないため、先客パーティー1組の登攀を待った。しっかりと結氷していればそれなりにバーチカルになるとのことだが、溶解が進んでいて下部は階段状でアックスを使わない方が楽に登れそうなほど。

 F2は、全体的に傾斜が緩く登りやすいが、長さが40mほどあり登りごたえ十分。シングルロープでバックロープを引きながら登ったため、長さの異なる2本のロープで懸垂下降するというトラブルシューティング的な練習もできた。