当会ではいくつかのルートを新人の登竜門として、アルパイン志向の場合、必ず登ってもらうことになっている。
最初はもちろんフォローだが、いずれリードできるように・・・
そのためにどんなトレーニングが必要なのかをイメージしてもらう。
秋分の日連休は台風直撃で最後の日曜日だけなんとかなりそうだったので、久しぶりに中央稜を登ることにした。
岩質も今までの花崗岩とは異なる石灰岩で、しかもこの日は霧雨から徐々に天気が回復していく、という状態だったので、慣れないせいもあり、新人は少し手こずっているようだった。
冬季登攀トレーニングとしてアイゼンと毛手袋でこの中央稜を登った世代からさまざまな助言を受けていた。
まずはフリーのトラッドルートとしてリードできるように練習しましょう。