魚野川にかかる橋を渡ったらすぐに取り付き。登りは尾根を直登して1142mピーク付近の台地を目指すが、途中から雪がまばらになり藪と雪を交互に進まなければならなかったため、下山時は雪の状態も安全と判断し、雪が残っている沢筋を降りた。
雪自体は締まっており、ラッセルもなく歩きやすかった。
南峰直前の斜面に幅1mほどのクラックがあっため、下山時の雪崩の危険性を考慮して撤退。雪解け水が滴っている箇所もあった。下山時には1142の台地付近にて雪訓を行った。スノーバーやデッドマン、スノーボラードによる支点確保の方法、プローブ、ビーコンの使い方、イグルーやスノーマウントの作り方を教わった。気温がかなり高かったので、作ったイグルーの中が涼しくて快適という状態に。山頂には立てなかったが、充実した山行となった。