よく晴れた土曜日はシーサイドへ。
翌日の天気が悪いせいか、クライマーは少なめ。
岩も乾いていて、前回のリベンジを果たす。
合計7本を次から次へと登り、ヘトヘトになって大重丸へ転がりこんだ。
翌日は念力発揮して13時までファミリーで登ることができた。まずはブラザーから、パープルチャイルドにTRで挑戦するも弾き返される・・・
この日は当会のSガイド一行も来ていて、賑やか、かつ、のんびりと登った。
Sガイドは初心者の参加者に一生懸命見本を見せたり、アドバイスしたりしていた。初めての人でも経験者でも、安心して任せられる数少ないガイドさんでとても人気があって予約の取れないガイドのひとりだということもつくづく納得である。予約は取りにくいけど、希望の方にはもちろん紹介しますよ。
ちなみに、時間の調整の取れない仕事の人やドタキャンをしがちな人は、山岳会ではなくガイド山行に参加するといいのではないかと思う。
山岳会では本当に気心がわかりあって、事情もよくわかりあっている間柄なら、事前に打ち合わせをするし融通はきくものだが、お試しレベルや新規入会でよく知らないうちにドタキャンされたら、社会常識的に二度目の参加はあり得ない。昨今それすら理解できていない人も増えていると聞く。
山でなくても仲間で旅行や活動の計画を立てていたのに、わけのわからない理由でキャンセルすればふつうは一度で信用をなくすし、初めて参加するサークルなどなら二度と声をかけてもらえないと覚悟すべきなのは当たり前だ。そんなことは小中学生時代に経験して学習しているはず。
しかし、山でも旅行でもガイドさんならキャンセル料で埋め合わせができるので、二回目以降のドタキャンでも快く対応してくれるはずなので、ぜひガイド山行を活用していただきたい。
他会の新人担当者と話していると、山岳会のお試しクライミングをドタキャンしておきながら、次も参加できると考えていて、断られると逆ギレする人もいるとのことだが、一般社会常識欠如とコミュニケーション障害のダブルケースなのだろう。そういう人は周囲から何を言っても無駄だと思われていて、誰からも注意すらされなかったのだろう。10代の若者なら注意のしようもあるだろうが、「50歳も近くなって行動を矯正するのはよほど本人の自覚がない限り難しいよね」と、K山の会の新人担当も言っていた。10人以上の大人数のハイキングならドタキャンしてまた次回ということも可能かもしれないが、ロープを使って命がかかっている活動で信用できないコミュ障のような人、自分の性格や問題点が把握できていない人とロープを組みたいと思うものはいないのではなかろうか?
基本的に、山岳会は営利団体ではない。営利団体まがいのところもあるらしいが、少なくとも当会は営利団体ではない。営利団体ではない山岳会では入会希望者はお客様でも神様でもない。ここで仲間を作りたい、そのためには最低限相手の迷惑にならないようにしよう、という目線でいてくれないのであれば、こちらから願い下げである。お客様気取りの厄介な人に付き合いたくはない。山岳会の会費でお客様扱いしてもらおう、ただでガイド山行なみのことをしてもらおう、なんて、厚かましいとは思わないのだろうか。
幸い、今までのところ、お試し参加の順番を待ってもらっている潜在的な会員も含めて当会にはそのような非常識な人は在籍していない。ありがたいことだ。